本ブログの前身である「QTVR Diary」は、世界でも類を見ないパノラマ関連情報専門ブログとして、リソースの少ない日本だけでなく海外からも注目を浴び、国内外のメーカーからの情報やソリューションサンプルの提供を受け、パノラマ業界の専門情報をどこよりも早くお届けしていました。

今後ますます増え続けるパノラマのニーズに対応すべく、多くの方々にパノラマを楽しんで頂けるよう、様々な情報を今まで以上に発信してまいります。本ブログも引き続き、ご期待ください!


Elumens : VISION STATION

 今回はいつもと趣向を変えてみましょう。
 目の前一杯に画面があるものと言えば、映画が一番最初に思い浮かぶ事でしょう。圧倒的な迫力はあるものの、そんなにリアルな感じがしないのは、スクリーンが平面であることがとっても大きい要因だと思われます。なので赤青メガネをかけて3D映画を見たりもするのでしょう。万博の映像系パビリオンやプラネタリウム、IMAXシアターなどでもお馴染みのドーム型スクリーンが桁違いな臨場感を持つのは、そのスクリーンの形状から人間の視覚に入る情報がよりナマっぽいからだと言われています。

 私たちQTVR制作者の理想は、自分たちが作った前後上下360°のCubicVRを目の前で見せることだと思います・・・し、それこそがVR=VirtualRealityの本懐だと言えるでしょう。その雰囲気を手軽に味わえる機材があるとしたら、どうしますか?

 今回ご紹介するのは、前半分180°球面のディスプレイシステム「VISION STATION」です。

VISION STATION
Elumens : VISION STATION
http://www.elumens.com/

 約10年前からIBMとの共同開発を重ねて生まれた「VISION STATION」ですが、元々はフライトシミュレータ用ディスプレイとして開発されたものなので、眼前に没入できるように視野角180°の半球状をしています。後方投影で映像を映してますが、仕様によって800×600pxから1280×1024pxまで様々な解像度を持っているようです。

 また入力データ形式ですが、基本的にDirectX又はOpenGLのソースであれば一応は動くようです。3dStudioMAXには専用のプラグインがあり、このプロジェクタに映し出す為のフォーマットを用意しています。入力PCのOSはWindowsXP/2000/NT又はLinuxということですが、MacOS Xは市場の都合上対応していないようです。

 ちなみに、3DCG映像の簡単なプロモーションムービーがサイトにありました。
VISION STATION promotion movie
VISION STATION CG Promotion Movie(320×240px 13.1MB)

 価格ですが、「VRtainment」というVR関連機器専門サイトの価格表では、18,000〜49,000ユーロとなっていました(仕様によってかなり値幅がある様です)。裸眼の超臨場感ディスプレイとしては破格値らしいです。安くても200万円ですか...う〜ん、ビミョ〜(苦笑)。でも、これほどの大画面リアプロジェクションモニタのことを考えると、異常な金額では無いこともわかります。
 日本では日本バイナリー株式会社が扱っていて、日本語解説ページもあります。こちらも参考までに。

 QuartsExtreme経由でCubicVRをこれに映し出す事が出来たら、とても理想的な空間映写システムが出来ると思いませんか?
 誰か、本気でこれを導入してCubicVRに対応させてくれませんかねぇ?
 ネットワークゲーム専門のゲーセンとか、モデルルーム要らずのマンションギャラリーとか・・・それこそ「the World Wide Panorama」や「World Heritage Tour」サイトの閲覧センターとか、色々できるのになぁ。みんぱく辺りに、頑張って導入してもらいたいです!(笑



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