本ブログの前身である「QTVR Diary」は、世界でも類を見ないパノラマ関連情報専門ブログとして、リソースの少ない日本だけでなく海外からも注目を浴び、国内外のメーカーからの情報やソリューションサンプルの提供を受け、パノラマ業界の専門情報をどこよりも早くお届けしていました。

今後ますます増え続けるパノラマのニーズに対応すべく、多くの方々にパノラマを楽しんで頂けるよう、様々な情報を今まで以上に発信してまいります。本ブログも引き続き、ご期待ください!


ImmerVisionが世界最小の360°パノモーフ・レンズを開発

世界発にして唯一の特許を持って世界を席巻している360°パノモーフレンズを開発しているカナダのレンズメーカー「ImmerVision」が、世界最小のパノモーフレンズを開発したというニュースリリースが発表されました。


ImmerVision Develops the World's Smallest 360-Degree Panomorph Lens
http://www.immervision.com/en/corporate/corporate_news/ImmerVision_Develops_the_World_s_Smallest_360-Degree_Panomorph_Lens.php

先月半ばに検索で引っかかったネタです。ネタ元では、このリリースの日本語訳を読むことが出来ます。
イマービジョンが世界最小の360°パノモーフ・レンズを開発(ImmerVision プレスリリース)- 財経新聞

産業用全方位レンズとして知られているパノモーフレンズですが、一般的な用途としては、防犯カメラや自動車/航空機などの移動媒体の保安機などが挙げられます。
これだと一般的な魚眼レンズやワンショットミラー系ドーナツ映像とどこが違うのか、分かりませんよね?そこでImmerVisionのオフィシャルサイトでは、実際に見比べることで、その差を分かりやすく説明してくれています。
すると、ボクも全く知らなかったんですが、思いのほか素晴らしいレンズ様式だったのに、今更ながら気付きました。

Panomorph Lenses - ImmerVision
http://www.immervision.com/en/rd_services/rd_services_panomorphlenses.php

以下の写真は、このページから転載しています。




一般的な円周魚眼レンズは、16:9のHDセンサーの55%しか撮像できませんが、パノモーフレンズは30%以上を上回るカバー率を誇ります。さらに光学系バリエーションにより水平/中央/周辺の各部倍率に特化したレンズも用意されています。
光学特性の詳細に関しては門外漢なので割愛させていただきます。ご興味が或る方はぜひサイトを訪れて読んでみて下さい。非常に興味深いレンズです。

このレンズを使った非常に話題になった"ガジェット"は、今年に入ってこのブログでもご紹介しています。


■ QTVR Diary : 2012/01/11 : [CES2012] Tamaggo - 世界初のエンドユーザー向けパノラマカメラ...?

ハイ、こいつです(笑)
この掌サイズの大きさのデバイスにしては、非常に鮮明なパノラマVRムービーが撮影できるなぁと思ったワケは、この独特な光学特性を持つレンズのお陰だと言っても過言ではありません。
勿論、この特殊なレンズを持ったデバイスには、こういうバッヂが添付されます。

まさに"信頼の証"と言ったところでしょうか。
ちなみに、このバッヂが付いている製品は世の中に、他にも出回っています。
有名なところでは、日本が誇る産業用光学メーカー「Fujinon」の防犯用レンズです。


360° Panomorph Lenses FUJINON (EUROPE)
(左:YF360A-2 /右:YF360A-SA2 )
このレンズ、なぜか日本語オフィシャルサイトに載ってないという謎が残ります。日本では需要は無いのでしょうか...?


さて、最初に戻ります。
今回の世界最小、6mmのパノモーフレンズが開発されたことで、このレンズの需要を考えてみると、やっぱりモバイル機器になるのでしょう。実際、ImmerVision社もその市場を大きく狙っていると述べています。エンターテイメント業界にパノラマ旋風を巻き起こすためには、こうしたデバイスメーカーの貢献は非常に大きいと思います。新しい製品が生まれる予感をいち早くキャッチするためにも、この会社の動向は、これからもっともっと注目されるべきですね。今後も目が離せません!



記事内検索
月別記事リスト
RSS
株式会社パノラマニア
〒602−8233
京都市上京区葭屋町通中立売上ル福大明神町128番地
京都リサーチパーク町家スタジオ
電話: 075-417-3062
FAX: 075-417-3063
JR京都線「京都」駅から市バス50系統・9系統「堀川中立売」バス停下車。徒歩1分。
阪急京都線「烏丸」駅から市バス12系統「堀川中立売」バス停下車。徒歩1分。
京阪本線「出町柳」駅から市バス201系統・203系統「堀川今出川」下車。徒歩10分。
京都市営地下鉄「今出川」駅下車、徒歩20分。