本ブログの前身である「QTVR Diary」は、世界でも類を見ないパノラマ関連情報専門ブログとして、リソースの少ない日本だけでなく海外からも注目を浴び、国内外のメーカーからの情報やソリューションサンプルの提供を受け、パノラマ業界の専門情報をどこよりも早くお届けしていました。

今後ますます増え続けるパノラマのニーズに対応すべく、多くの方々にパノラマを楽しんで頂けるよう、様々な情報を今まで以上に発信してまいります。本ブログも引き続き、ご期待ください!


CES2014をパノラマ技術の観点で振り返り(3) - Kolor / LaCie / Ortery

一昨日昨日に引き続き、世界最大の家電見本市「CES」のパノラマ関連情報を振り返ってみようと思います。


2014 International CES, January 7-10
http://www.cesweb.org

  • 360 Fly
  • 360Heros
  • Bublcam
  • Geonaute
  • Image 363D
  • Kolor
  • LaCie
  • Ortery
  • Panasonic
  • PANONO
  • RemoteReality
  • SONY
  • Virtuix Omni

今日の話題はやはりKolorですね。それに加えて少しだけ他の企業もご紹介しておきます。

《 Kolor 》

仏Kolor社といえば、このブログでも頻繁に紹介していますし、姉妹ECサイト「パノラマニア,ストア」でも、PTGuiProと並び売り上げの2枚看板とも言える人気商品「AutopanoGiga3/PanotourPro2」をリリースしている、パノラマ業界でとっても重要なソフトウェアメーカーです。
そのKolorが今年はCESでブースを構え、重要な発表を次々に行いました。
まずはKolor初のAndroidアプリから。


Kolor: Image-stitching & virtual tour solutions CES 2014: Kolor & Finwe announce a new, free 360-degree video player for Android » Kolor: Image-stitching & virtual tour solutions
http://www.kolor.com/blog-en/2014/01/08/ces-2014-kolor-finwe-announce-a-new-free-360-degree-video-player-for-android/

フィンランドの映像系開発企業「Finwe」と組んで、同社のiOS用モーションVRプレイヤー「KolorEyes」のAndroid用アプリをリリースしています。iOS用/PC用と同様、モチロン無料です!
但しリリースはもう暫く後のようです。本日付けではまだリリースされていませんでした。

ところでこのFinweという会社、なかなか面白いコトをやってますね。独自でモーションVRプレイヤーを開発していたようなのですが、その再生能力が非常に秀逸で、その鮮明さは未だかつて見た事が無い品質です。

Finwe Ltd. - www.finwe.fi
http://www.finwe.fi/


そして次は、モーションVRのストリーミング配信のデモも行っていました。


Kolor: Image-stitching & virtual tour solutions CES 2014: Kolor announces live 360-degree video stitching & streaming » Kolor: Image-stitching & virtual tour solutions
http://www.kolor.com/blog-en/2014/01/10/ces-2014-kolor-announces-live-360-degree-video-stitching-streaming/

ココでもFinwe社の再生技術を使っていますが、ストリーミング時にとっても大切になる"映像圧縮"技術の提携先として、フランスのATEME社と協業しています。

Video transcoding and video compression solution : Mpeg 2 and Mpeg 4 video encoder - ATEME
http://www.ateme.com/

4Kもの非常に高品質な映像の圧縮技術に定評があるATEME社のMPEG2&MPEG4エンコーダーを基盤としているようです。

デモでは、360Herosの6台のGoPro映像を1台のハイパフォーマンスPCに取り込み、そこからAutopanoをベースにカスタマイズされたリアルタイムスティッチ技術を通じて出力された全方位データを映像化して、さらにリアルタイム圧縮してストリーミング配信して、PC/スマホ/タブレットなどのマルチプラットフォームに対応しているKolorEyesで再生するという、オールインワンソリューションを紹介しています。

理に叶いつつ、今後の明るい展望も容易に想像できる雰囲気が、このソリューションには見えますね。期待して見守りたいと思います。

あ、そういえば、CESの後に、PanotourPro2 RC2がリリースされていますね。数多くのバグフィックスが施されています。ライセンスを持ってる方は、ぜひ試してみては如何でしょうか?

Kolor: Image-stitching & virtual tour solutions Virtual tour software: Panotour / Panotour Pro 2.0 RC2 » Kolor: Image-stitching & virtual tour solutions


《 LaCie 》

外付けハードディスクで有名なLaCieが、まさかのプロダクトを作ってきました。
元々ココは、ポルシェデザインやフィリップスタルクのデザインなど、モダンデザイナーを起用した製品を作ることで有名ですよね。但し、今回は想像の斜め上を行ってました。

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LaCie - LaCie | Christofle Sphère
http://www.lacie.com/us/products/product.htm?id=10619

ハイ、正直、やり過ぎですね!(笑)
今度は、フランスの老舗銀製品メーカー「Christofle(クリストフル)」とのコラボレーションです。
このメーカーの詳しい説明は...きちんと日本語サイトがあるので、ぜひご覧下さいな。

Christofle

このブログでなぜコイツを紹介してるかというと、名前が「Sphère=球」だからです。
...って、それだけじゃないです。何せ銀製品らしくピッカピカに鏡面加工してますからね〜。どれぐらい激しい鏡かというと、イメージ写真を見たら一目瞭然です。

ネっ!これを見て...3DCG屋なら一目惚れするでしょ!
こいつを取り込んで、イメージベースドライトにしたくなりませんか?(爆)

実際の製品で撮ったプロモーション映像もあります。

なんとまぁ、この筐体、全て手作業で作られてますよ。
もしかしてこの『$490.00』って価格、安く無いかぁ?結構大きなブツだと思うので、それだけの銀を使うだけでも高いと思うんですよねぇ。いやぁ、意欲的なモノを出してきました。

で、コレ、電源ケーブル不要のUSB3.0バスパワー駆動。必要最低限のケーブルというスタイリッシュなところも好感が持てます。1TBという低容量ですが、所有欲という意味では非常に欲しくなりますね〜。凄いです。

〈参考〉
たぶん、世界で一番ケースにコストをかけている1TBハードディスク「Christofle Sphère 」 : ギズモード・ジャパン


《 Ortery 》

昨日の「Image 363D」に引き続き、実写オブジェクトVR撮影機材メーカーをご紹介します。
こちらはターンテーブル方式の撮影ソリューションです。HTML5ベースのプレイヤーまで商用販売しています。撮影〜コンテンツ化までをオールインワンパッケージにしているところに、意欲を感じます。


PhotoCapture 360 - 360 Photography Turntable & Software
http://www.ortery.com/Photography-Equipment/360-Product-Photography/PhotoCapture-360-Photography-Turntable

B&Hでは、ターンテーブルだけで2,400ドルします。なかなかお高いですね〜。

Ortery PhotoCapture 360 Product Turntable - 25LB Capacity PC360

ECサイト用のオブジェクトVR撮影ビジネスをお考えの方なら、省力化は間違いなく通る道だと思うので、これぐらいの先行投資は必要だと思うのですが...どうでしょうかね?



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