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JUMP - Google I/O 2015で発表された立体視円筒360°ビデオカメラソリューション

昨日から始まったGoogleの開発者会議「Google I/O 2015」。その基調講演で、昨年は「Google Cardboard」が紹介され、OculusRiftに端を発した民生用HMDのエンドユーザーへの普及が全世界的に加速しました。今年はその後継モデルとして6インチモデルが登場し、NEXUS6やiPhone6plusも装着できるようになり、SDKにiOS版も登場したのが、プチ衝撃的でした。



昨年のマグネット式の物理ボタンが、今回はより直感的になっていて、良い感じです。


さて、今日ご紹介するガジェットは、こちらではありません。もっと面白いネタがありました。
既にガジェット系ブログではさんざん紹介されてますので、まずは参考サイトをご紹介しておきましょうか。

〈参考サイト〉
16台のGoProを連結させるマウントが出ます。ただ、なにかがおかしい気がします #io15 #io15jp : ギズモード・ジャパン
GoProを16台も使って360度撮影するとんでもない装置がVR向けプラットフォーム「Google Jump」とともに明らかに - GIGAZINE
【速報】Google、360度撮影へ。16台のカメラをつないで360度撮影をする「Jump」を発表 | MoguraVR
Google Launch Official Jump Website - VRFocus
YouTube is Coming to VR with Google Jump - VRFocus

そして、テック系老舗サイトc|netは、本日紹介するガジェットの部分だけを抜粋した映像をYouTubeにあげていました。そちらを引用して、本日の皆さんの復習としましょう。





Googleは密かにGoProとパートナー契約を結んでいました。
そしてGoogleCardboardに最適化した立体視360°ビデオカメラを作ろうと計画し、そして出来上がったのが、今回のGoogleI/Oで発表した「JUMP」です。

1周16ケの縦置きしたGoProをミッチリと円状に並べて、それを同時に撮影することで、16:9/4K解像度の映像を使った超高解像度の映像を生成することができるようになります。
しかも、本来なら360°撮影するのに1周7ケで良いはずのGoProを、わざわざ16ケも使用しているのは、2のべき乗というキリの良い数字であるのと同時に、立体視を目指して倍の数のGoProを用意しているところに、明確な意図を見て取れます。
実際に、映像中のサンプルでは、しっかりと立体視になっているのが分かります。


実際にこのカメラシステムで撮ったデータが、GoProのオフィシャル映像としてアップされていました。PC版ChromeまたはAndroid版YouTubeアプリでは、VRで見えます。





この映像の中で、天面と底面はボカしが入っています。
これってまさに、Googleのおみせフォトの処理と全く同じですね。すなわち、天面&底面は人の目にはそんなに重要ではないので、プログラムでの自動補完でなんとかなるとGoogleは考えているようです。
それよりも、この立体視という二眼HMDの特徴を生かしたコンテンツをどうにかして"気軽に"撮影するソリューションを提供しなければならない、という命題に至っているのだと思われます。

...但し、よくよく考えてみてくださいよ。これ、GoPro16台ですよね。

今、GoProをどうやって安く買っても、

はい、こんな値段なんです。
Blackの新品を16台買ったら...いきなり100万超えちゃいましたよ!
そうですね、全く気軽に買える値段じゃないですね。

ちなみにこのシステムですが、16:9の映像を縦位置にして円周状に16ケ配置したら、理論上はGoProでなくとも可能なようで...ベタなことを言えば、iPhoneやGalaxyのようなスマホでも良いわけで...乱暴に言えば、iPod Touchでも良いワケですよ。

もっと言うと、小米「YiCamera」がいきなり脚光を浴びることになるかもしれませんヨ!

□ Panoramania, DIARY : 2015/ : Xiaomiの激安GoProクローン「YiCamera」は、モーションVR撮影に使えるか? - Panoramania, DIARY

Googleはこのソリューションのために「The Assembler」というスティッチソフトを準備しているとのこと。こちらは、Googleおみせフォトのスティッチングプログラムの応用なので、なんら面倒なことは無いはずで、実現もそんなに遠い話では無いでしょう。一応、今年の夏の公開と唱ってますよ。

さぁ、みんなでYiCameraを買い占めますか?
それとも、もっとお手軽なカメラを、自作しちゃいますか?

(スマホ用のカメラ&センサーを16セットと、それを記録するための基盤を用意すれば、超小型の高精細立体視360°ビデオカメラが、作れそうなモノですけどね〜...どこかの大学の研究室とか、やらへんかな?)



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