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学研ワールドアイ - 気軽に使える半球ドームスクリーン


courtesy of NASA

今回ご紹介するプロダクトは、教育向けガジェットです。"デジタル地球儀"が主目的でしょうが、せっかくなので、これをパノラマ屋ならではの使い方で遊んでみようというのが、今日の記事の趣旨です。

ハイ、早速ご紹介しましょう。本日の主役は、学研が販売している「ワールドアイ」です。


学研 ワールドアイ
http://www.gakkensf.co.jp/worldeye/

直径250mmの凸型球面スクリーンは、そこそこの大きさです。
専用スタンドには、上向き90度から、30度/45度/60度の4種の角度を選んで設置できるようになっています。気が利いてますね。




非常にわかりやすいPV&使用説明ですね。機能としては、これで全部です。

ボクの感想としては...ACアダプターがとってもチャチいです。ショボいといってもいいです。これ、なんとかならへんかったんかなぁ?寧ろ、本体に内蔵でも良かったんとちゃうかな、と。この辺のスマートさが、全く欠けています...が、そんなの言う人、居ないのかな?

ま、そんなコトを差し置いても、本体の映像はなかなかどうして、悪く無いです。凸面スクリーンなので、解像度はそんなに高くはありません。若干ドット感が見えてしまうのは残念だったりしますが、今までこのサイズの半球ドームスクリーンなんて、メチャクチャ高かったじゃないですか。それがこの価格で手に入るんですから、とても嬉しいことだと思います。

付属のUSBメモリーは4GB。中にはコンテンツが大量に入っていますが、オフィシャルサイトには、ココに載らなかった分をダウンロードできるようにしてあり、それをこのUSBメモリーに入れて映すことが可能になっています。そう、ワールドアイの基本的な利用状況はオフラインだということです。

ただし、このワールドアイの優れているところは、写真や映像などの作り手のことを考え、自分で撮った/作った作品を取り込んで映す方法も、きちんと用意しているのです。

方法は2つです。

  1. 手持ちのUSBメモリーに、自作の映像や、自分で撮った写真を入れて、スライドショーにする
  2. HDMIケーブルでPCに接続し、PC上の画面を映す

このブログの読者の皆さんは既にお手元に大量のパノラマVR/モーションVRコンテンツをお持ちのことでしょう。

この存在を知ったのは、ボクもつい最近です。先々月にFacebookで荻窪圭さんがTHETAのパノラマデータをワールドアイで遊んでたのを見て、無性に欲しくなったのがきっかけでした。

そこでボクなりに気軽に遊べる方法を考えてみました。そしたら、予想以上に楽しいガジェットだってことが判明して、プチマイブームが起こってたりします。

ボクの場合は少し凝ったことをしたいといつも思う傾向にあるので、こういう場合に俄然楽しくなるのは、やっぱり②の方法です。なので、HDMIケーブルを用意しましょう。
昨今のPCやMacにはHDMIポートが標準でついてるものが多いです。そうでなくともHDMIはアダプターを介して簡単に接続できるようになっています。

ワールドアイに接続するためのHDMIケーブルは、片方が標準HDMIコネクタ、そしてもう片方がミニHDMIコネクタになっているタイプのケーブルです。ココを間違えないでくださいね。

ボクがオススメするのは、こちら。高速高品質なのにケーブルがとても細いのがイイです。OculusRiftに付属のHDMIケーブルが断線した時も、これに差し替えました。

ボクはMac使いなので、Macで説明しますと...とりあえずMacに繋げて、システム環境設定>ディスプレイを開きます。すると、ワールドアイがディスプレイとして認識されているのがわかると思います。ここまできたら、いくらでも遊べます。

この写真では、Macの画面には何も写ってません。マルチモニターモードで動かしています。わかりやすく、ミラーリングモードにすれば良かったかな?

ワールドアイは単純な凸型半球ドームなので、ちょうど円周魚眼レンズの撮影映像のように中心の円形部分だけが映り込み、周りは映らない状態になっています。

そんな凸面の円状スクリーンになるワケですから、AfterEffectで使えるFulldome4.0プラグインを使ったり、ORIHALCONのAMATERAS Dome Playerを使って、ドーム映像を作成することで、本来平面スクリーンを前提で作成されている映像を半球スクリーンに投影した時の歪みを補正してくれたり、ドームスクリーンのプレビューを行いながら、コンテンツを作成することが可能です。

しかしそんな面倒なことをしなくても、普通にパノラマ投影するだけで、凸面で見ると、リトルプラネット映像を見てる感じになるから不思議です。それをマウスで制御するのもイイですが、せっかくのドーム映像ですし、もう少し凝った操作感が欲しいですよね。そこで、お気軽なジェスチャーUIが実装できるLeapMotionにも登場してもらいましょう!

LeapMotionに対応しているパノラマVR/モーションVRプレイヤーといえば...そう、無料でダウンロードできる「Kolor Eyes for desktop」がありますね。


Kolor | Kolor Eyes - 360-degree video player
http://www.kolor.com/kolor-eyes/

『PC + KolorEyes + LeapMotion + WorldEye』

なんだかとっても、イケてる感じがしませんか?それもブツさえ揃っていれば、プログラムやスクリプトを一切書かずに構築できるんですから、こんな楽しいことは無いですね。ボクも思いついてから構築まで15分ですから!(HDMIケーブルを探すのに、一番時間がかかったくらい)

で、実際に遊んでみたデモが、コレです。

なかなか、ね。遊べるでしょ(笑)
ドームスクリーン用にスクリプト実装したkrpanoコンテンツなら、もっともっと楽しいことができそうです。そういう意味に於いては、もっと有意義なハックが出来そうな気がします。

Amazonの最安値で25,000円ちょいで買えるようになってますね。展示用に3台ぐらい欲しいけど...とりあえずあと1台、勢いで買っちゃおうかな!そうそう、こういうのは数が大量にあると、俄然楽しくなるガジェットなのですよ。税込定価42,984円を考えると、かなり値ごろ感が出た感じもありますので、今が本当に買い時かもしれませんね。



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