本ブログの前身である「QTVR Diary」は、世界でも類を見ないパノラマ関連情報専門ブログとして、リソースの少ない日本だけでなく海外からも注目を浴び、国内外のメーカーからの情報やソリューションサンプルの提供を受け、パノラマ業界の専門情報をどこよりも早くお届けしていました。

今後ますます増え続けるパノラマのニーズに対応すべく、多くの方々にパノラマを楽しんで頂けるよう、様々な情報を今まで以上に発信してまいります。本ブログも引き続き、ご期待ください!


Canvas 360 Pro/Lite - モーションVR編集専用AfterEffects用スクリプトの新しい選択肢

昨今のVRブームもあってか、特に360x180°全方位映像の編集ツールが続々と登場しています。
国内外のプロダクションでは、独自の編集ツールを開発して使用しているところがあるとも聞きます。すごい世の中になってきたものです。

映像編集のメジャーどころと言えば、2DCGデザイナー御用達ソフトメーカーAdobeの「PremirePro」と「AfterEffects」ですね、特に後者は内部に簡易3DCGソフト(Maxon CINEMA4D Lite)が入っていることもあって立体空間を想定した映像合成が可能で、これ1本で表現の幅は無限に広がります。

そんな中にあって、一昨年このブログでもご紹介したMettle社の「SkyBox Studio($299.00)」が昨年秋にver.2になってパワーアップしていたり、今年に入ってはプラナートラッキングツールとして非常に有名なImaginearSysytems社のmochaがVR対応した上位バージョン「Mocha VR($995.00)」がリリースされたりで、AE周りのサードパーティー製モーションVRエディタが充実してまいりました。

今回は新たなモーションVRコンテンツ編集用AEスクリプトのご紹介です。カナダはトロントを拠点にする開発会社Torus Media Labs Inc.のフラッグシップ製品、その名も「Canvas 360 Pro」です。


CANVAS 360™Pro - Torus Media Labs - Canvas 360$499.00$399.00)
http://torusmedialabs.com/product/canvas-360-pro/

Canvas360の使い方は、SkyboxStudioと同じです。
新規プロジェクトを開いて「ファイル>スクリプト>Canvas 360 Pro.jsxbin」を開くとダイアログが出てきますので、全方位コンテンツを編集できるコンプを作ります。


(上記パネルは無料版のCanvas360 Liteの画面)

そこに全方位映像を読み込んで落とし込み、あとは様々な編集を加えて書き出すだけ。
SkyboxのようにCreator/Extractor2つのスクリプトの使い分けをするのではなく、1つのスクリプトパネルで成立してるところが、非常に直感的です。

日本ではSkyboxStudioやmochaVRど同様、ファッシュバックジャパンが扱っており、非常に巧妙にチュートリアル映像を用意してくれています。

VR映像をトラッキングしてスタビライズやインサートを実現 After EffectsでVR映像の制作を効率化するスクリプト:Canvas 360 Pro(キャンバス 360 プロ)
通常販売価格:70,200円
リリース記念価格:56,160円

》CANVAS 360™ Pro 360VR映像の合成方法解説



》CANVAS 360™ Pro 360VR映像の不要なオブジェクトの消込方法解説



》CANVAS 360™ Pro 360VR映像のスタビライズ方法解説



本ソフトウェアには、機能限定の無料版「Canvas 360 Lite」が用意されていて、映像内のペイント修正が気軽にできるツールが用意されています。

振動除去やトラッキングなどはLite版ではさすがに出来ないですが、映像内の固定ロゴ挿入や固定視点撮影時のレタッチなどは、Lite版で十分作業が可能です。

2016年のNABで発表された「vrMaker」が大幅に改良され名称も新たになったツールです。
Lite版を少しだけ使った感覚ですが、SkyboxStudioよりも軽快で工程数も少なく、より直感的に使えるツールが登場した感があります。

そんな経緯を、開発者自身が語っています。

良い感じの価格です。
ちょうど、SkyboxStudioとmochaVRの間を補完するツールで、まさに機能もそんな感じです。
ただし、SkyboxStudioV2が大きな機能強化を図っていますので、この3つの差は縮まるのではないかな、と思います。

使ってみて自分が直感的に合ってるツールだな、と思えるモノを使えば良いとは思います。
そういう意味では、選択肢の幅が広がってきたのは、が本格的に商業ベースで利潤追求ができるマーケットになってきたのだなぁと思います。
ぜひみなさんも一度触ってみては、いかがでしょうか?



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