本ブログの前身である「QTVR Diary」は、世界でも類を見ないパノラマ関連情報専門ブログとして、リソースの少ない日本だけでなく海外からも注目を浴び、国内外のメーカーからの情報やソリューションサンプルの提供を受け、パノラマ業界の専門情報をどこよりも早くお届けしていました。

今後ますます増え続けるパノラマのニーズに対応すべく、多くの方々にパノラマを楽しんで頂けるよう、様々な情報を今まで以上に発信してまいります。本ブログも引き続き、ご期待ください!


日本政府観光局のインバウンド向け全方位VR映像が秀逸すぎる


今日は久々におすすめコンテンツをひとつ。

日本政府観光局(JNTO)が、インバウンド向けの映像を配信しているYouTubeチャンネル「visitjapan」に、いよいよ360x180°全方位VR映像が公開されました。

今回初コンテンツとして、外国人観光客の目線(高さも心理も)で捉えられたロケーションやアクティビティが、VRで"プレ体験"出来るように作られています。

今回の制作は、数多くの広告系映像を制作している「猿人 | ENJIN Inc.」。
彼らのオフィシャルサイトの実績ページに、今回のコンテンツのテーマや苦労した点などが記述されていました。

[360°VR] JAPAN - Where tradition meets the future - 猿人 | ENJIN Inc. | TOKYO | クリエイティブエージェンシー
欧州15カ国を対象に、日本政府観光局のVISIT JAPANキャンペーンとして「伝統と革新が出会う場所」というコンセプトに基づき360°VR動画を制作。日本文化の伝統と革新それぞれの要素が感じられるスポットを選び、他の国にはない独自性のある文化や体験にフォーカス。通常、実写の360°VR映像ではカメラマンや機材が写り込んでしまうことから固定されたアングルになりがちだが、本作では特殊な撮影機材や技法を駆使したことによって縦横無尽なカメラワークを実現している。

固定の近接/遠景から空撮ドローンや地上ラジコンまで、あらゆる撮影技法を駆使して、見事なカット割りを構築しています。難しいスティッチも多いですが、きれいに繋がっていて、コンテンツに集中できますね。
京都の風景や東京のポップカルチャーだけかと思いきや、直島に行ったり、相撲の土俵の仕切りまで、あらゆる体験を楽しむことが出来ます。テロップや解説が殆ど無い3分の体験系VRコンテンツながら、あっという間に終わってしまいます。そこはカット割りの妙でしょうか。インバウンド系イベントなどでは重宝しそうです。昨今のVRブームの中にあって実写VRコンテンツは、ストーリーを描いた中/長尺モノが日本でも流行りつつありますが、体験モノはやはりこれぐらいの尺がちょうど良いですね。

今回、映像間のトランジションの工夫も非常にしっかりしていて、テロップが全く無いコンテンツのお見本のようです。「何が出来る」と「何が出来ない」の認識がしっかり出来ていて、その中で自分たちが作りたいシナリオを、引き算をしっかりと駆使して完成度を高めている感じがとっても日本的だと思い、好感が持てました。ボクもとっても勉強になりました。

今回はテロップが最初と最後の2つのタイトルだけなので、多言語対応が楽そうです。
現にフランス語版は、そこしか変更が無かったです。

しかしなぜか、イントロ30秒にある人物が登場する特別版がありました。
ビックリしました。まさかね!彼が出るだけで、ドイツ語版って分かるもんね〜!

〈参考サイト〉
日本を疑似旅行!訪日者向け360度動画 日本政府観光局が公開 | Mogura VR - 国内外のVR/AR/MR最新情報



記事内検索
月別記事リスト
RSS
株式会社パノラマニア
〒602−8233
京都市上京区葭屋町通中立売上ル福大明神町128番地
京都リサーチパーク町家スタジオ
電話: 075-417-3062
FAX: 075-417-3063
JR京都線「京都」駅から市バス50系統・9系統「堀川中立売」バス停下車。徒歩1分。
阪急京都線「烏丸」駅から市バス12系統「堀川中立売」バス停下車。徒歩1分。
京阪本線「出町柳」駅から市バス201系統・203系統「堀川今出川」下車。徒歩10分。
京都市営地下鉄「今出川」駅下車、徒歩20分。