本ブログの前身である「QTVR Diary」は、世界でも類を見ないパノラマ関連情報専門ブログとして、リソースの少ない日本だけでなく海外からも注目を浴び、国内外のメーカーからの情報やソリューションサンプルの提供を受け、パノラマ業界の専門情報をどこよりも早くお届けしていました。

今後ますます増え続けるパノラマのニーズに対応すべく、多くの方々にパノラマを楽しんで頂けるよう、様々な情報を今まで以上に発信してまいります。本ブログも引き続き、ご期待ください!


第5回「長編VR映画の演出勉強会」を令和元年10月16日に開催

第4回の開催が、9月18日にありました。その日のレポートは、前回の8月分と東京イベントの分も合わせて、明日に行いますので、乞うご期待!

そして本日、10月の告知も行います。
今回は、皆さん期待していて良いですよ〜!


長編VR映画のための演出勉強会 #5「Kids」「02:09」 | Peatix
http://ptix.at/hDzaVV

  • 開催日時:令和元年10月16日(水) 19:00〜21:00
  • 開催場所:東映京都撮影所 スタジオ実験室(本館2階)[→GoogleMaps]
    (※注:守衛室左側が本館。通路を入ってすぐの階段を上がり、右に曲がって10m進んだ左側の部屋です。) 〒616-8163
    京都府京都市右京区太秦西蜂岡町9
    (※注:敷地内の駐車場はご利用いただけません。電車、バスなどの公共交通機関をご利用いただくか、お車でお越しの方は、近隣のコインパーキングをご利用ください。)
  • 参加費:無料
  • 定 員:40名(一般20名、学生20名)
  • 【 360VRライブ配信 】YouTubeチャンネル「Panoramania
  • 【 協 賛 】東映京都撮影所
  • 【 後 援 】x10studio
  • 【 主 催 】Panoramania Inc. / 渡邊課

無料イベントなんですが、東映京都撮影所の敷地内に会場があるため、入場手続きの為、完全登録制とさせていただきます。PeaTixで必ず申し込んでください。

ちなみに、第1回&第2回のイベントレポートは、以下の記事に公開しています。
参加表明の前でも後でも、ご一読いただけましたら嬉しいです。

第1回「長編VR映画のための演出研究会【京都会場】」を終えて - Panoramania, DIARY
第2回「長編VR映画のための演出研究会【京都会場】」を終えて - Panoramania, DIARY

先にも伝えましたが、第3回&第4回のレポートは、明日に記事にします。ご期待下さい。

さぁ、今回の課題は、以下の2作品です。
前回のホラー特集みたいな、観る際に勇気が要るようなものではありません。もっと気軽に観ていただけます。

《今月の課題1ー有料コンテンツ》02:09($1.99)

選者からひとこと

ワンシーン、ワンカットのVR短編映画としては必見の作品です。中年男女が何気無い会話を行なっている状況は世界の世紀末だった。平凡な男女の様子と世紀末を迎える周りの慌ただしさのギャップが非常に面白い。美しさすら感じる世界最後の瞬間をじっくりと楽しんでほしい。(待場)

オフィシャルサイトSvante Fjæstad - 02:09

プラットフォーム:VeeR - $1.99
02:09 - 360°動画 | VeeR VR
Oculus Go / Oculus Rift / Mi VR、のみ



レビュー

"世紀末"を体験する短編VR映画作品 - VR映像プロデューサー・待場勝利の「VR映画の夜明け前」第13回 | MoguLive - 「バーチャルを楽しむ」ためのエンタメメディア
02:09 | Tribeca Film Festival
Swedish VR film and award winning director to Tribeca
The Future of Film: VR Shorts at Tribeca Film Festival - The Knockturnal

予告編




  



  

《今月の課題2ー無料コンテンツ》Kids



選者からひとこと

ワンカット4分半くらいのコンテンツで例外的に今回はMVを取り上げています。男の子と女の子の部屋を行ったり来たりするという中に様々なドラマとイースターエッグが散りばめられていて何度でも観れる強度を作っています。見渡すということを恣意的に演出するということを如何に自然につくっていくか。そういったところを議論できればと思います。(渡邊)

オフィシャルサイトKids VR Experience | OneRepublic

プラットフォーム
・WITHIN:OneRepublic - Kids
・YouTube:OneRepublic - Kids (360 version) - YouTube



レビュー

ONEREPUBLIC VR MUSIC VIDEO -- HAL KIRKLAND
VR映像プロデューサー・待場勝利の「VR映画の夜明け前」第2回 | MoguraVR News - VRの「いま」を掘りだすニュースメディア
Filming In VR: OneRepublic 'Kids' Director Hal Kirkland Delves Into The Next Frontier Of Music Videos | Player.One
The One Take 360° Music Video Experience of OneRepublic - VRScout
Here Be Dragons Creates 360 Music Video for OneRepublic's Single 'Kids' - VRFocus
OneRepublic VR Music Video 'Kids' | Digital Trends
OneRepublicのVRミュージックビデオ『kids』がキュンとする! | TELEPATHY MAGAZINE
One Republic、新曲"Kids"のVRミュージックビデオがリリース! | StartHome

YouTube

・OneRepublic - Kids (360 version) - YouTube



・OneRepublic - Kids (Normal version) - YouTube




  



  

今回の課題は、ワンシーン&ワンカット撮影に注目した作品を2点、選出しました。

VR映像作品は、360x180°全方位を映し出すので、せっかく作り込んだ空間をまるまる使わない手はありません。そこで、1つの空間でかなり長い映像カットを使用しながら物語を進めていく手法が一般的に使われます。なので、カメラの立ち位置が非常に重要になり、演者はそのカメラの周りを上手に演じなければなりません。従って、脚本の段階でカメラ位置をしっかりと念頭に置いて執筆されますし、カメラと演者の距離感をとても大切にしながら演出が練られていきます。

方や新進気鋭の映像作家による世紀末モノ、もう一方はメジャーアーティストのミュージックビデオです。
カメラ固定で静かな流れで進んでいく有料作品の「02:09」と、常にカメラが移動する「Kids」は、対極のカメラワークで作られた映像作品です。しかしそんな2作品に興味深いのは、作品そのものが秀逸なので、技術面の印象はどんどん脳裏から消え去り、短編なのに物語に引き込まれて、鑑賞後の感想はその物語そのものについて耽ることになります。

非常に優良な2作品です。
ぜひご覧になっていただき、皆様と討論できたらと思います。

ちなみに有料作品の閲覧対応機種は、今回もOculusRift/OculusGoのみで、他のプラットフォームは無理なようです。VeeRのアプリ内課金でご購入できます。
なので、OculusGoを買ったモノの、出番が無くなっていることを嘆いているそこのアナタ、そんな方にこそ、'本気の有料VR映像'をご覧いただきたいです。有料といっても、$1.99ですし。

せっかく有料作品を購入して観ていただいているワケですから、イベントそのものは無料です。どうぞお気軽にご参加ください。
皆様の参加を、心よりお待ち申し上げます。

最後に、いつもの通り、このイベントの発起趣旨を記して終わります。
改めてお読みいただければ幸いです。


開催趣旨

◆ 長編VR映画が、日本からは産まれない?

海外の主要国際映画祭では、長編VR映画のコンペティション部門が続々と設立されていますが、日本にはまだありません(単発では幾つか例があります)。なぜでしょうか?

日本には長編作品が、殆ど生まれていません。長編VR作品を作るために必要な"演出技法"に関する、公開されている日本語ドキュメントが殆ど無いからだと、私たちは考えます。

質の良い長編VR映像作品を、より幅広いジャンルの映像作家(と、その予備軍)に作ってもらうには、業界の見本になるような作品を批評するメディアが必要だと考えています。また、優秀な有料VR映像作品を購入する習慣を付けることも、とても大事だと思っています。

◆ VR映像ならではの映像演出を一緒に勉強しましょう!

本イベントは、こちらから発表する2作品を課題として購入&視聴し、その感想を討論し合う場です。
1本は無料コンテンツですが、もう1本は有料コンテンツを予定しています。何度も何度も視聴を繰り返し、自分なりの感想や発見を文章化しておいて下さい。簡単に発表する機会を用意します。

主要ターゲットは以下の通りです。
・新しい表現手法を模索している映像作家
・全方位VRコンテンツを長年作り続けていて、長編にチャレンジしたい方
・ヒマとアイデアが余りある映像志向の学生たち(いっぱい来て下さい!)
・長編商業映画のプロデューサーやディレクター

演出技法に特化しているので、スティッチや実装などの技術については基本的に語りません。
カメラやマイクの配置
カット割りや、演出としてのパン/チルト
効果的な3DCGエフェクト
音の効果や技法
などなど、長編VR映像を作る上で、演出技法の手札は出来るだけ多い方が良いはずです。これらについて、出来るだけ多くのバリエーションを、視聴作品から読み取れれば良いなぁと、期待しています。

◆ 映像とテキストによる演出レパートリーの蓄積

さらに、多くの人とディスカッションすることにより、自分だけでは気付かない、より広くて深い考察を集めるのが、本企画の主旨です。
イベントはライブ配信&アーカイブするほか、テキスト化して検索が出来るようなアーカイブにもします。

毎月2本の長編VR映像の合評を1時間ずつ、計2時間のイベントで行います。
6月から毎月開催して11月までの全6回を予定しています。

できる限り多くの人に参加して欲しいと思うので、イベント参加費は無料です。
遠方の方は、ライブ配信でのコメント参加も大歓迎です。
昨今のVRブームのど真ん中にいらっしゃる方も、その経験を活かした発言をどんどんして下さい。

皆様のご参加を、心よりお待ちしてます。

【京都】
Panoramania Inc.(二宮 章)
【東京】
渡邊課(渡邊 徹/越後 龍一)
待場 勝利(VR映画プロデューサー)



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